去る7月18日、19日に行われた本学のオープンキャンパスに参加(出展)しました。次は8月の22日、23日です。8月分にももちろん参加します。
うちの研究室からの展示物は下記の3つです。



※安威キャンパスの3Dプリンターによる
スナック菓子の咀嚼のブースについては昨年度からいくつか改良しました。ヘッドセットを被るタイプから頬骨に押し当てるタイプに変更し、帽子や髪型に影響を与えないようにしました。また、振動のピックアップ部品を変更し、信号の経路を改善(多分)しました。スピーカーも去年は出力不足感があったので大きくしました。
新作はクラドニ図形と頭蓋骨模型です。
クラドニ図形とは、弾性体の固有モードの節の位置が粉によって描かれた図形のことです。
加振の振動数が板の固有振動数の近傍にあると板は固有の形状で振動します。板に粉を撒いておくと、振動しない場所(これをモードの節と言います)に粉が集まってきて、振動しない場所の分布が可視化されます。
今回はAmazonで買った振動スピーカーに厚さ0.5 mmのステンレス板をつないで製作しました。板には黒のつや消し塗装を施し、白い粉が目立つようにしてあります。今回使っている粉はグラニュー糖です。(隣がスナック菓子の実験なので砂はまずかろうということで。)
右の動画は250 Hzで加振したときのクラドニ図形です。別途実施したFEMによるモード解析から、5次モードの節を表していることがわかっています。
新作の二つ目はケレンケンの頭蓋骨です。ケレンケンというのは1500万年ほど前に南アメリカに生息していた飛べない鳥の名前です。頭蓋骨と体の一部の骨が見つかっており、頭だけで700 mmほどもあったとか。
インターネット上でその頭蓋骨の3Dモデルを購入し(購入先:https://www.cgtrader.com/3d-print-models/science/biology/kelenken-guillermoi)、補強や分割を施してから本学安威キャンパスの3Dプリンターで製作しました。
70 cmもあるので3Dプリンターの造形サイズを超えており、4分割しています。また、ゆくゆくはロボットとして動かしたいので、分解・組立や補強のために3DCADで改造しました。これが大変でした……。

というわけで、やりたいと思っていたことはどうにか間に合いました。疲れたー!ぜひ見てください!